2012年2月3日金曜日

NO TITLE

2012年の映画鑑賞は『恋の罪』から始まった。
去年から 公開を待ちに待った園子温監督の『恋の罪』と『ヒミズ』


去年は園子温についてよく友人らと話した
年末は東京から帰省していたウッディーアレンを拝する映画大好男児E君に
一保でから揚げ片手にかなりしつこく園子温を連呼していた・・らしい(苦笑)

園子温監督の作品は 良い意味でも悪い意味でも園色が濃い


目を覆いたくなるような暴力的や性的な描写も多いし
苦手なヒトがいるだろうということも理解できる

だから むやみに人に薦めたりはしない


E君がBLOGで書いていた。

目が覚めて夢であればいいけど
目が覚めても永遠に悪夢が続いている
なにがきっかけで悪夢に引き込まれるかわからない。

うん、すごく分かる。私も園作品を観ている時にそれを常に思う。


園子温が映す途方にくれた非日常を暮らさざる終えないヒト達

その非日常にならないように生きてゆく術をこの監督の映画を観るたびに
考える

  
公開したばかりの『ヒミズ』



安定感のある俳優陣はもちろんのこと、特に若手二人の演技に心を強く引っ張られ
10日以上経った今でも余韻にひたっています

もう一回観に行きたいな・・。

matsushita